第15回置賜地区緩和医療研究会
7月6日、置賜地区の「緩和医療研究会」という会に出席、しかも事例発表の演者として参加するという、貴重な機会を頂きました。研究会に参加して一番の収穫は・・・知らないだけで世の中ステキなモデリングがたくさん!ということでした。
事の始まりは、緩和ケア病棟から万益舎に退院され、こちらで看取らせていただいたステキなおばあちゃんの記録写真。一冊の写真集にまとめたものを見てくださった方からお声をかけて頂いたのでした。
緩和医療や在宅診療の先生方が在宅での看取りについて、情熱と責任をもってこういう会を15年にも渡ってしている、なんてことを知らずにのほほんと介護をしてきましたが、こういう魅力的な先生方の地道な研究会が広がっていって万益舎のような施設が今存在しているんだなあ、と知らないところでたくさんの支えがあって何も知らずに生きていることを知らされました。
発表の方は・・・案内に医療従事者のみ参加可能と書いてあるぐらい、レベルの高さに圧倒!医療と介護の意識の違いにおしりに火が点いた3時間でした。正直な話ですが、他の方々の発表と比べてしまって「場違いなところでおかど違いな話をしちまったー」としり込みかけました。でも「天国に行ったばあちゃんにもらったご縁だ!へこんでるばあいぢゃない!」とつよがりながら、空を見上げて帰ってきました。
介護という仕事も、情熱と責任と、そして研究会での先生方みたいな魅力的な職業として評価される、そういう日がかならず来るんだよ、天国のおばあちゃんからのエールだったんだなあ、と気づかされながらのご報告でございます。
寛容な耳で聞いてくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
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