第3回癒しのまちプロジェクト
2022年2月28日(月)11:00~12:00
参加者:T牧師、M氏、Kご夫妻、菅原
今日のトピック
コロナ時代を通して想定外の対応や判断をどのようしているか、K氏から問題提起。
M氏より、この度のコロナ禍での現場でのリアクションは積極的に現場を守る方と優先順位が現場以外にある方と明確に二分されたとのこと。現場以外に優先順位がある方への配慮を大切にしながら、中堅以上の幹部職員や役員が主だって現場の死守に回ってくれた。有事に皆、同じ方向に向かって壁を乗り越える事ができた要因を尋ねると、今までさまざまなイベントを行う中で、価値観が揃っていったのだと振り返る。コロナ禍での対応でさらに職員間の絆が深まったと話される。
K夫人より、ご両親が障害を持った方を援助する仕事をしており、何か自分にしてあげられることがあればと思うが、そこまでの情熱もないのが今の位置だと話される。
M氏より、北海道の恵泉塾の話題が挙がる。精神疾患を薬物治療せずに回復させる方法で、運営しているとの事。多額の献金で沖縄に新しい施設が出来た話を受け、T牧師より献金を集めるための活動でなく、そこで癒された方々からが心から献げられる。何のために、がはっきりしていると結果が後からついてくるのだ、との事。
そういうスピリットをもった働き手(特に医療関係者)を求めているが、教会では献身者をどのように育成するのかとの菅原からの質問に、まずは自分自身が一元の恵みを味わい、種まきをすること、そして、方法ではなく、時間をかけて育てていくこととT牧師。
まとめとして、T牧師より、ある方とその飼い犬との関係の体験談をシェアされる。
その犬は過去に誰かに危害をくわえられたトラウマがあるため、今の飼い主に噛みつくことがある。噛まないように躾けようとする飼い主が、躾ける前にその犬を受け容れるようになり、関係が改善したとのこと。
「直そうとするな、分かろうとせよ」と歩みよる愛が犬に伝わったという訳だが、変わる必要があるのは相手でなく自分である、とその飼い主が気づくことができたのが出発点であると言う示唆に富んだ事例である。
最後にそれぞれの祈りのリクエストを挙げ、共に祈り閉会。
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