how 2 K.A【kei-ei】

松下幸之助、稲盛和夫、ドラッカー・・・

色んな本から勉強できることは恵まれているなあ、と思います。

だけど、万益舎が一年もつことができたのは、往々にして、目の前のおじいちゃんおばあちゃん、つまり、お客様から直接教えていただける恵みにあずかっているからに他ならないと思うのです。なんでそんなきれいごとをわざわざブログで・・・それは・・・

私達のCEO、最高経営責任者はなんと!この98歳のおばあちゃん!^-^!私の経営の先生です!

齢半分にも満たない私(日野原重明先生は60代でも「若造」と呼んでおりました…いったい40代はどうなるんでしょう)、些細なことに囚われて、どうでもいいことにこだわってしまいます。

おお、だから、このCEOなしではやっていけないんです。

ちなみに、このCEO、くちぐせは「これでいいのだ!」

ああ、なんてすばらしーことばだ!


以前、満州から引き揚げてきたおばあちゃんの担当をしていた時のことを思い出します。中国での思い出を生き生きと語ってくれたその方、94歳くらいだったかな、長生きの秘訣を教えてもらったことがあります。それは中国で覚えた二つの言葉だということでした。

1.好(ハオ)ー「良い」という意味

 「なんでもとにかく『ハオ!ハオ!』って言ってりゃいいのよ。どんな争いごとに巻き込まれてもみんな笑顔になるから可愛がられて、逃げ道をつくってくれるんだよ」

2.没法子(メイファーズ)ー「すべてを尽くして、後は天に任せるだけ」という意味

「どうにもならないことを悩んでたってしょうがないでしょ。みんなこの言葉を唱えて一日一日を過ごしたのよ」

天才バカボンのバカボンのパパのくちぐせも、そう、「これでいいのだ!」。実はこの「これでいいのだ!」の由来、「メイファーズ」から来ているんだそうです。赤塚不二夫センセイも満州から引き揚げて来られたんですね。

これは、「なるようにしかならない」とは似ているけれど違うよね。

「メイファーズ」…すべてを尽くして、か。まだまだ尽くせることがありそうです。だってまだ日野原先生の勘定にも入っていないんだから。

些細なことに囚われて、どうでもいいことにこだわってしまう。それが今のボクの位置。カッコつけてこだわりを捨てようとなんてしなくていいんだね。

CEOに今日もご指導いただきました。

「これでいいのだ!」

0コメント

  • 1000 / 1000